結婚式のBGMは、空間を演出するための重要なアイテムですよね
実はその音楽を使用するにあたって
式場から「原盤を持ってきてほしい」や「サビからは流せない」、
記録用映像の中で「音が入ってなかった」や「差し替えられていた」など様々な問題が起こることも。
これらについて徹底解説していきます
【複製権について】
著作権という言葉を耳にしたことがあると思いますが、著作権とは様々な権利の集合体です。
音楽使用時の問題の原因には、そのうちの1つ“複製権”という権利が関わっています。
それは音楽を媒体(CD-R)に焼き付ける行為は複製権に触れてしまうということ
複数の楽曲をCD-Rに焼き付けて式場に持ち込む場合には、複製権費用を支払わなければなりません。
そしてサビ出しという行為は、あらかじめ楽曲を編集し媒体に焼き付けておくのでこれも複製権に抵触してしまいます。
そのため、式場側は基本的には新郎新婦に原盤持参をお願いし、CDの冒頭から再生することで費用的負担をなくし複製権への手続きを軽減しているんです
そして記録用映像🎥
挙式・披露宴の様子を撮影しDVD等で納品されるものですが、そこで流れていた音楽が媒体(DVD)に映像とともに焼き付けられるため、これも複製権に触れてしまうのです…😢
それを防ぐためにとる対応は、式場によって様々。
例えば
◎音をすべて省き、 映像のみで納品する
◎BGMなしのスピーチなどは音も入っているが、BGMがかかっているシーンは音を差し替えて納品する
◎記録用映像の費用に、複製に伴う費用を上乗せしてお支払いしていただき、そのままの状態で納品する
などがあります😊
記録用映像の価値は、新郎新婦が見れなかった場面やまた見たいシーンを何度も見ることが出来るというところ✨
その時の臨場感を味わうには当日そのままの音が必要ですし、結婚式には“声”もたくさん溢れています。
そう考えると音無しや音を差し替えた記録用映像は、もしかしたら物足りなさを感じるかも。
できれば費用を上乗せしてでも残したい、と考える方はいらっしゃると思いますが、金銭面で難しい部分もありますよね🤔
ですが2019年10月より費用が改定され、以前より費用設定がかなりわかりやすくなったので、場合によっては今までより安くなる可能性があります💰
そして…
こういった話題に対して、残念ながら詳しく理解していないプランナーが多いことも事実です。
新郎新婦に音楽の持込方法についてきちんと伝わっておらず、式の間際に大慌てする二人や、納品された記録用映像を見て音がなくビックリする二人も後を絶ちません。
ぜひ式場にしっかり確認することをオススメします❗
ご参考にしていただき、結婚式準備がスムーズに進むことを願ってます😌
【情報提供元】
ウエディングエージェンシー
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